歯科と言えば予約制である事が多い印象を受けます。そしてなぜか「10時から10時半」というような30分区切りである事が多いようです。「他の病院だと予約なしで行ける事も多いのに、なぜ歯科は?」という声も少なくないでしょうが、この予約制こそ「患者さんの為のシステム」だと言えるでしょう。いまから40年くらい前までは、予約制もなく患者さんは来院して何時間も待たされるという事がありました。ご覧いただいている方の中で50代以上の方だともしかしたら記憶にあるかもしれませんが、昔の歯科医院の待合室は常に満席というような状態でした。開院と同時に行っても、順番が来るのが昼ならまだまし、時には昼休みを挟んで午後になってしまうという事もあったようです。これは患者さんからしても歯科医師からしても無駄が多かったはずです。患者さんが来たり来なかったりすると予定も立てられず、治療計画通りに進めにくいというデメリットもありました。このような背景から、予約制にするというのが一般的になりました。